何をつくるか決めて作業に取りかかることもあれば、何をつくるか決めずに手を動かしていることもある。
私はもっぱら後者のほうが多いかな。この箸置きもそう。
ウッドターニングの場合でも、材料からイマジネーションを膨らませて削り込んでいくのが好きだ。
そのほうが、材料を最大限に生かしたモノが完成すると思っている。
それに、偶発的に良いかたちに出逢うことも多いかも。
河合寛次郎氏の作品に、「手考足思」と書かれた作品がある。
僕の場合は「手考目思」かな。
たぶん、寛次郎氏は陶芸の蹴ろくろでの創作哲学をこの四つの漢字で表したんじゃないかな?
ウッドターニングはモーターで廻すから、足は使わないし、ね!
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